子どもたちのつまずき
授業アイデア
2学期まで残りわずかとなりました。(もう始まっている地域もあるようですね)
今年の夏休みはどうでしたか?やりたいことがしっかりできましたか?
私は、ブログも完全休業で、ゆーっくり休みました(笑)
またぼちぼちがんばっていきたいと思います。
さて、今回のテーマは「長さ」です(主にcm、mm)。
1.これが全て
1cm=10mm
極論を言えば、これだけ覚えればなんとかなります!
1mmはここ。
1cmはここ。
1mmが、1、2、3・・・8、9、10こで1cm。
定規とにらめっこしながら、確実に押さえましょう。
3cmは何mmか、5cmは何mmかなども、実際に目盛りを数えてみると、「ああ、確かに」と納得する子が多いです。
2.さくらんぼ
1年生の時にやった「さくらんぼ」【例】10は8と2、7は4と3など
これを「長さ」でも活用します。
問:28mmは、何cm何mmですか。
28mmを、「20mm」と「8mm」に分けます。
20mm=2cm
2cmと8mmで、2cm8mm。
だから、28mmは、2cm8mm。
20mmと8mmに分けるというワンクッションある方が、2年生にとっては分かりやすいようです。
3.長さの筆算
長さの計算、苦手にしている子が多いです。
冒頭の先生と子どもの会話にある、「5cm8mm+3cm4mm=8cm12mm」はその典型ですね。
そんな時は、こんな筆算で解かせます。
mmの部屋とcmの部屋に分けて数字を書き、縦に計算します。
ええ、普通の筆算です。
こうするだけで、ミスが一気に減り、子どもたちも「あ、そういうことか!」と納得して計算できます。
4.単位変換表
「168mmは、何cm何mmでしょう」
1cm68mm!
・・・・・・。
さらに今後、「m」という一つ上の単位が出てくると、単位変換の問題で地獄絵図を見ます(笑)
単位が増えてからではなく、今の時期から使えるようになっておくことがポイントです。
128cmは、1m28cm。
34cmは、340mm。
12mmは、1cm2mm。
単位変換はこれでバッチリです。
単位変換表が使えるようになると、今後の大きな武器になります。
もちろん、単位変換表は、別の単位でも使えます。
まとめ
まずは、長さがイメージできるように、ありとあらゆるものの長さを測らせましょう。
筆箱は25cm。
はがきは14cm8mm。
消しゴムは3cm2mm。
などなど。
その後、今回の記事の内容に移るとスムーズです。
☆アイキャッチの「定規」の写真は、UnsplashのViktor Ritsvallさんが撮影した写真を使用させてもらっています。
コメント