「世界の何だコレ!?ミステリー」の隕石発見コーナー。
テレビに出てみたいな。
田中隊長に会いたいな。
岐阜羽島のパレオ・ラボに行ってみたいな。
そう思っている人、いませんか?
隕石(いんせき)ってどんな石?
隕石(いんせき)とは
隕石とは、うちゅうから地球に落ちてきた石のことです。
その辺にある、石ころのようにも見えますが、大きくちがうところがあります。
それは、
磁石にくっつく
というところです。
ごく少数、くつかないものもありますが、その隕石は せん門家でも見分けるのが むずかしいので、みんなは、「隕石は磁石にくっつく!」と覚えておくといいと思います。
まずは、磁石にくっつくかどうか。
そして、次に調べるのは成分です。
隕石の主な成分は、鉄(鉄-ニッケル合金)やケイ素(ケイ酸塩鉱物)です。何だコレミステリーでも、岐阜羽島のコレオ・ラボにある特しゅな機械を使って、ケイ素が大きく上にのびているか、調べていますよね。
ケイ素が大量にふくまれていることが分かったら、あとは、せん門家がさらにくわしく調べたり、発見のじょうきょう、見つかった土地のかんきょうを ちょうさしたりして、「これは隕石です」と しょう明されます。
隕石(いんせき)の見分け方
次のような特ちょうの石を さがしましょう。
- 磁石にくっつく
鉄を多くふくむ隕石は、磁石にくっつく - さびがある
鉄分が多い→風雨にさらされた隕石はさびていることが多い - 表面に とけたような あとがある
地球に落下する時、まさつ熱で表面がとけ、流れたようなあとが残る - ずっしりと重い
身の回りにある石とは、成分がちがうため
日本で発見された場所
黄色い丸があるところが、発見場所です。
太平洋ベルト付近に多いですね。(太平洋ベルト、5年生以上なら分かるかな?)
隕石(いんせき)のトリビア
きょうりゅうが めつぼうした 原いん?
きょうりゅうが めつぼうした 原いんには、いろいろな説がありますが、その中の一つが隕石しょうとつ説です。
隕石(いんせき)の数は?大きさは?
- 実は、みんなの頭くらいの大きさの隕石は、年間に約800個ほど ふりそそいでいるそうです。その中でも、地表に しょうとつするものは、小がたの隕石で年間2~3個。地球全体の大さい害になるような しょうとつが起きるのは1万年~10万年に一回の かくりつです。
- 地球最大の隕石の跡地は、南アフリカにあるフレデフォート・ドームです。今からおよそ20億年前に隕石がしょうとつし、クレーターの大きさは当時300キロ(東京から名古屋まで)もあったと言われています。しょうとつした隕石の大きさは、直径およそ10キロ(エベレストが地球に落ちて来た感じ)。フレデフォート・ドームは、世界遺産にも登録されています。
☆「もっとこんなことが知りたい!」「○○について教えてほしい!」などのリクエストがあったら、ページの一番下のコメント欄に書いてね。
【参照】
「隕石」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年7月7日 (金) 03:13UTC
☆アイキャッチの「隕石」の写真は、UnsplashのRaphael Wildさんが撮影した写真を使用させてもらっています。
コメント