天気はなぜ変わる?
天気は、気あつの えいきょうを受けます。気あつは 大気の力を表すもので、高気あつと低気あつがあります。高気あつの場合、天気は晴れになることが多いです。低気あつの場合、天気はくもりや雨になることが多いです。
高気あつは空気を上からおす力が強く、おされた空気はつぶされて重くなります。空気が下におされた後は何も残らず、太陽の光がしっかりとどくようになります。だから晴れるのです。
高気あつにつぶされていた空気は、高気あつから にげるように ちがうところに動きます。この時、風が生まれます。高気あつから はなれた空気は、再び大きく ふくれていきます。ふくれると軽くなります。そして空に もどっていきます。これが低気あつです。
空にもどるとき、空気は熱もいっしょに連れていきます。そのため気温が下がります。気温が下がると、目に見えなかった水じょう気が、次第に水のつぶに変わります。そして、雲となり雨がふるのです。
天気のトリビア♪
※トリビア=豆知識
月は毎日ずっと晴れ!
月には空気がありません。
水もありません。
だから雲ができて、雨がふるということはなく、1年中晴れなのです。
雨の形は涙型じゃない!
2ミリより小さい雨つぶは、まん丸のボールの形です。
2ミリより大きい雨つぶは、しるの おわんをひっくり返した形です。
なぜ、なみだの形だと思い込んでいるのかと言うと、葉っぱにたまった雨がしずくになって落ちる時や、水道のじゃ口から水がポタっと落ちる時は、しずくの形に見えるからです。それを見て、「雨も水だから同じ形だろうな」と思ってしまったのでしょう。
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【参照】
「高気圧」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年6月16日 (金) 18:07UTC
「低気圧」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年4月17日 (月) 23:42UTC
☆アイキャッチの「雲のある草原」の写真は、UnsplashのPop & Zebraさんが撮影した写真を使用させてもらっています。
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