場所(ばしょ)
アジア、中央アメリカ、南アメリカ
- 日本では、北海道から沖縄までどこでも見られる
- 日本でよく見るカブトムシ(ヤマトカブト)は、中国、朝鮮半島、台湾、インドシナ半島にもいる
- 有名な「コーカサスオオカブト」はインドや東南アジアに、「ヘラクレスオオカブト」は中央アメリカに、「ネプチューンオオカブト」は南アメリカに多く住んでいる
体(からだ)
※ここからの情報は、「ヤマトカブト」のものです。
1.体長
- オス … 3センチ~7センチ5ミリ(角を含む)
- メス … 3センチ~5センチ5ミリ
2.特徴
- オスには、カッコいい立派な角がある
- 夜行性(夜に動き回る)
- 目はよく見えていないが、口の近くの触覚で臭いを感じ、樹液を探す
- 羽は、かたい羽が2枚、やわらかい羽が2枚
- 体全体が、かたい殻でおおわれている
暮らし(くらし)
1.食べ物
- 幼虫の時は、腐葉土を食べる
- 成虫になると、クヌギやコナラ、クリ、マテバシイなどの木の樹液を吸う
- 家で飼うときは、栄養のある昆虫ゼリーがベスト
- フルーツ(リンゴやバナナ)も食べるが、水分の多いもの(スイカ、メロンなど)はやめた方がよい…排せつ物が多くなり、不衛生になるため
2.生活の様子
- おなかを伸び縮みさせ、羽をこすり合わせて鳴き声を出す
- 昼間は枯れ葉の下などで休み、夕暮れともに活動を開始する
- 寿命は、幼虫から成虫になるまでが約1年、成虫になってからは約2か月
- 樹液を吸う場所の取り合いでよくケンカをする
- メスは、7~8月にかけて、直径2~3ミリほどの卵を、20~30個ほど産む
- 天敵は、モグラ、タヌキなどの小動物や、フクロウ、カラスなどの野鳥
秘密(ひみつ)
- 名前の由来は、昔の戦国武将がつけていた兜のような角があるから!
→ 体も甲冑を着ているみたい - カブトムシをつかまえるなら、7月中旬~下旬の19時~21時がベスト!
→ クヌギやコナラなどの樹液が出ているところ、木の根元、つもった落ち葉の中にいる - 昔はライトトラップ、今はバナナトラップ!
→ バナナをストッキングに入れ、焼酎に浸し、それを木につるしておく - ギネス記録に載っている一番大きいカブトムシは8センチ8ミリ!
→ 俳優の哀川翔さんが育てたカブトムシ - おしっこをする時は、片足を上げる!
→ 自分の体や樹液の場所を汚さないためと言われている
☆「もっとこんなことが知りたい!」「この動物のことを教えてほしい!」などのリクエストがあったら、ページの一番下のコメント欄に書いてね。
【参照】
「カブトムシ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年7月16日 (日) 10:31UTC
☆アイキャッチの「カブトムシ」の写真は、フリー素材.comの写真を使用させてもらっています。
コメント