いきものずかん「クワガタムシ」~過去には黒いダイヤと呼ばれたことも!?~

アイキャッチ 図鑑(ずかん)

場所(ばしょ)

クワガタ1
photoACy********************mさん撮影

アジア、オセアニア、アフリカ

  • 日本にほんでは、北海道ほっかいどうから沖縄おきなわまでどこでもられる
  • 日本にほんでよくるクワガタムシは、オオクワガタ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、ヒラタクワガタなど
  • 有名ゆうめいな「ギラファノコギリクワガタ」はインド周辺しゅうへん東南とうなんアジアに、「ニジイロクワガタ」はオーストラリアに、「オウゴンオニクワガタ」はインドネシアにおおんでいる

体(からだ)

※ここからの情報じょうほうは、「オオクワガタ」のものです。

クワガタ2
photoACy********************mさん撮影

1.体長たいちょう

  • オス … 4センチ~8センチ
  • メス … 2センチ~5センチ

2.特徴とくちょう

  • オスには、カッコいい立派りっぱなアゴがある(つのじゃないよ)
  • いろ全身ぜんしんくろで、からだ全体ぜんたいひらべったい
  • 夜行性やこうせいよるうごまわる)
  • くちはブラシのようになっていて、おおきなアゴがあってもえさをべられるように、ながている
  • くちよこには、あじるための「ひげ」がある

暮らし(くらし)

クワガタ3
photoACk87さん撮影

1.もの

  • 幼虫ようちゅうときは、腐葉土ふようどべる
  • 成虫せいちゅうになると、クヌギやコナラなどの樹液じゅえき
  • いえうときは、栄養えいようのある昆虫こんちゅうゼリーがベスト
  • フルーツ(リンゴやバナナ)もべるが、水分すいぶんおおいもの(スイカ、メロンなど)はやめたほうがよい…はいせつぶつおおくなり、不衛生ふえいせいになるため

※カブトムシとほとんどいっしょだね

2.生活せいかつ様子ようす

  • 昼間ひるまあななどでやすみ、夕暮ゆうぐれともに活動かつどう開始かいしする
  • 普段ふだんはおとなしいが、自分じぶんんでいるあなほかものちかづくと、猛烈もうれついかり、はげしく攻撃こうげきする
  • たまご幼虫ようちゅうさなぎ成虫せいちゅうじゅん成長せいちょうする、完全変態かんぜんへんたい昆虫こんちゅう
  • メスはなつになるとオスと交尾こうびし、隙間すきまに30~50たまご
  • 10がつごろから活動かつどうにぶくなり、11がつ~4がつごろまで冬眠とうみんする
  • 寿命じゅみょうは、幼虫ようちゅう姿すがたで1~2ねん成虫せいちゅうになって2~3ねんわせて3~5ねん


秘密(ひみつ)

クワガタ4
photoACわっかのたんぼさん撮影
  • 名前なまえ由来ゆらいは、むかし戦国武将せんごくぶしょうがつけていたかぶとの「鍬形くわがた」というかざりに、クワガタムシのおおアゴがていたから!
    → からだ甲冑かちゅうているみたい(カブトムシとおなじだね)
  • クワガタが、人間にんげん男性だんせい変身へんしんしたとしたら、アゴのちからは8トン!
    → 小学校しょうがっこう1年生ねんせいちからは10キロ。8トンは8000キロだから、すごいちからだね
  • 性格せいかくはおくびょうこわがり)で、ぶことはほとんどない!
    → いつもはあなかくれていて、樹液じゅえきうときだけてくることがおおいんだって
  • 野生やせいつかった一番いちばんおおきなオオクワガタは、7センチ6ミリ(1981ねん山梨県やまなしけん
    → これよりおおきいのをさがしてみよう
  • オオクワガタは「くろいダイヤ」ともばれるほど、むかし高価こうかだった!
    → 8センチをえるものは、1,000万円まんえんれたらしい(1990年代ねんだい




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【参照】
クワガタムシ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年7月16日 (日) 10:57UTC

☆アイキャッチの「クワガタムシ」の写真は、photoACy********************mさんが撮影した写真を使用させてもらっています。

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