数づくりゲーム
- 一人に10枚の紙を配る(トランプくらいの大きさ)。
- 0~9の数字を書く。
- 裏向きで重ねてシャッフルし、机の端に置く。
- 上から3枚カードをとって数をつくる。
3枚のカードを使って数を作りますが、「1番大きい数」「1番小さい数」「400に一番近い数」など、様々なお題を与えることで、飽きずに繰り返し行うことができます。隣同士のペアで対戦しても良いですし、ペア(班)でチームとなって、どのペア(班)が1番かを競うチーム戦にしても盛り上がります。特に「○○に近い数」は難しいので、チーム戦にすると安心して取り組めるかもしれません。
机に直に置かず、数のお部屋(位取り表)のプリントを渡して、そこに入れていく方法もあります。子どもたちの実態に合わせてください。
大きな数すごろく
- 四つ切の画用紙とシールを渡す(シールの代わりに、色画用紙や折り紙を小さく切らせても良いです)。
- 以上(笑)
一応条件として、ゴールは100を超えるようにします。そのため、1、2、3、4…とマスを作っていくと、シールが足りません。そこで、数の線(数直線)の学習を思い出させます。
- 100-( )-300-400-500…
- 550-560-( )-580-590…
- 300-350-400-( )-500…
教科書では、100跳びや10跳びが示してありますが、5跳びや50跳び、20跳びなどでもOKです。数の直線のきまり(同じ数ずつ増える)を守って作っていきます。
作ったすごろくは、授業中にやっても良いですし、梅雨の休み時間の過ごし方として活用しても良いですね。
ビンゴゲーム
- 3×3のマス(9マス)が描かれた紙を配る(9マスが良いです。16マスや25マスは、マスを埋めるだけでかなりの時間差が生まれてしまいます)。
- お題を与え、マスを埋めさせる(1の位が5の数、10の位が0の数など)。
- 一人ずつ数を言わせ(黒板に書かせても良いです)、ビンゴを目指す(1号車から順番に、出席番号順になど)。
様々な学習で応用できるビンゴ。100より大きい数でも使えます。「1~1000までの中で好きな数」だと幅がありすぎてビンゴにならないので、必ず条件を付けて数を絞りましょう。
ちなみに、学級が育ってくると、「残りの時間は、みんなで大きな数ビンゴしてね」と指示を出せば、子どもたちだけで勝手に進めてくれます。マスはノートに書き、条件を決めたり、数を言ったりする役も自分たちで決めます。やりたい子でも良いですし、順番を決めておいても良いです。ルールが簡単なビンゴゲームだからこそ、子どもたちの自治能力を高める良い機会になります。
お店屋さんごっこ
- お金を作る…100円、10円、1円を作ります。硬貨のように円の形にすると、作るのがたいへんなので、100円札、10円札といったように長方形が良いと思います。
- 売るものを絵で描く…値段も見やすく書いておきます。
- お店屋さんを開く。
準備が大変ですが、大いに盛り上がります。798円のニンテンドースイッチ(安い!)は、100円が7つと、10円が9つと、1円が8つという考え方が定着します。
買い物に行ってお金を出す練習は、今後の生活に生きてきますね。
数の探検隊
- 校舎内を歩き回り、100より大きい数を見つける(個人よりグループの方が良いです)。
- ワークシートに見つけた数をメモする(数字が書いてあればそれをメモし、なければ実際に数を数えたり、分かる人に聞いたりする)。
- 教室に戻って共有する。
たまには教室から出るのも楽しいです。休み時間には味わえない、シーンとした校舎、時々聞こえる歌の声や音読の声。なんだかワクワクドキドキします。普段はない刺激に、子どもたちの学習意欲も高まります。
やること自体は、特別なことではありません。ただの数探しです。でも、せっかくなので、学校にある物の数に詳しい、事務員さん、用務員さんと関わるよう仕向けても良いですね。
☆アイキャッチの「クリップ」の写真は、PixabayのPublicDomainPicturesの写真を使用させてもらっています。
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