場所(ばしょ)
世界中
- 日本で多く見られるのは、オオカマキリやチョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ
- 背の高い草が生い茂っているところで多く見かける
- 世界には、花や枯葉にそっくりのカマキリもいる
体(からだ)
1.体長
- オス … 7~9センチ
- メス … 8~10センチ
※オオカマキリの大きさ
2.特徴
- 体の色は、緑色のものと茶色のものがいる
- 寿命は、8か月(4月~11月ごろ)
- 2本の前足が、獲物をつかみ取る大きな鎌になっている
- 獲物を捕らえるスピードはわずか0.05秒
- カマキリが人間の大きさになると、鎌のパワーは3トン
(ちなみに、小学校1年生の手の力は10キロ。3トンは3000キロだから、すごい力だね)
暮らし(くらし)
1.食べ物
- コオロギやバッタが大好物
- 虫かごなどで飼うときは、ソーセージや無糖ヨーグルトでも大丈夫
- 基本的に小食 → 飼うときはえさのやり過ぎに注意!
2.生活の様子
- 秋に卵を産み、春に赤ちゃんが生まれる
- 卵からかえったとき、すでにカマキリの形をしている
→チョウやトンボは、親と子どもの形が違うね - 共食いをすることがある → 飼うときは2匹以上一緒のかごに入れないよう注意!
- 餌を探して歩き回ることはなく、草や花の上で獲物がやってくるのを待ち伏せして、素早い動きで仕留める
- 翅はあるが、飛ぶのは苦手で、短い距離を真っすぐ飛ぶことしかできない
秘密(ひみつ)
- カマキリの体の中には、「ハリガネムシ」という寄生虫がいることがある!
→ 飼うときは、カマキリを水につけないよう注意! - カマキリの目は、夜になると真っ黒になる!
→ 光を吸収しやすくなり、夜でも活動できる - 交尾の後、メスがオスを食べることがある!
→ 卵に栄養を送り、より多くの赤ちゃんを産むため - カマキリは耳がいい!
→ 天敵であるコウモリが、近づいて来る音をとらえることができる
☆「もっとこんなことが知りたい!」「この動物のことを教えてほしい!」などのリクエストがあったら、ページの一番下のコメント欄に書いてね。
【参照】
「カマキリ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年6月8日 (木) 13:17UTC
☆アイキャッチの「カマキリ」の写真は、UnsplashのAsh Hayesさんが撮影した写真を使用させてもらっています。
コメント
バッタが知りたい。
コメントありがとうございます!
トノサマバッタなら、ここにあるので見てください。
https://morinokumasan2023.com/picture-book-creature-migratory-locust/
ほかのバッタが知りたいときは、バッタの名前を教えてくれるとうれしいです。
(ショウリョウバッタとか、キリギリスとか)