場所(ばしょ)
アジア、アフリカ、中東、ヨーロッパ、オセアニア
- 日本では、北海道から沖縄までどこでも見られる
- 日当たりがよく、イネ科の植物が多い草原によくいる
- 国外では、アジアの北部、アフリカの北部、中東、ヨーロッパ、オセアニア(オーストラリア)などに生息している
体(からだ)
1.体長
- オス … 3センチ5ミリ~4センチ
- メス … 4センチ5ミリ~6センチ5ミリ
2.特徴
- 外側の羽には、茶色のまだら模様がある
- 体の色は、緑、茶色、灰色のものがいる
- 後ろ足が長く、根本は太い
- 顔は、仮面ライダー
- 耳は、後ろ足の付け根にある
暮らし(くらし)
1.食べ物
- イネ科の草が大好物(ススキや、ねこじゃらし)
- 共食いをすることもある → 飼うときは一つのかごにたくさん入れ過ぎないように注意!
- 飼うときは、たんぱく源として、金魚のえさや煮干しをあげる必要がある
2.生活の様子
- メスは、土の中に卵を産む
- 秋の産卵では、卵のまま冬を越し、春に孵化する。そこで生まれたトノサマバッタは、夏までに成虫となり卵を産む
- 夏の産卵では、わずか1か月ほどで孵化する。そこで生まれたトノサマバッタは、秋までに成虫となり卵を産む
- 孵化した後の寿命は、3~4か月
- 天敵は、スズメバチやカマキリ、ヘビ、トカゲ、鳥などなど…
秘密(ひみつ)
- 名前の由来は、バッタの中では体が大きく、まさに殿様のようだから!
→ ダイミョウバッタという別名もある(大名=殿様) - 純粋なジャンプ力は約1メートル。そこから羽を広げて飛んでいくと、100メートルを超えたという記録もある!
→ しかも飛ぶときはジグザグに飛ぶことができ、天敵に捕まりにくくしている - トノサマバッタの一番の天敵は、カビ!
→ エントモフアガというカビで、トノサマバッタにくっつくと、2週間足らずで全身カビだらけにしてしまう。 - 生まれた時、周りに仲間がたくさんいると茶色になり、仲間が少ないと緑色になる!
→ 仲間が少ないと、自分の身は自分で守らないといけないため、草と同じ緑色になって身を隠す
☆「もっとこんなことが知りたい!」「この動物のことを教えてほしい!」などのリクエストがあったら、ページの一番下のコメント欄に書いてね。
【参照】
「トノサマバッタ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2022年12月31日 (土) 09:33UTC
☆アイキャッチの「トノサマバッタ」の写真は、pxabayのcatalyst2064さんが撮影した写真を使用させてもらっています。
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